ナンパ

100人抱いて虚無る人々

どうも、アイビーです。

私のもとには色んな方がナンパ・人生の相談に来られます。

多くは「ナンパしたいけど地蔵してしまう」「街でやっとこさ声を掛けても出会いにならない」といったナンパ初心者さんなのですが、最近増えているのが、

「ナンパで100人抱きました。でも悩んでいます。」

というナンパ経験者の方からの相談。

そんな彼等に具体的に何に悩んでいるのかを聞くと「ナンパに対するモチベが湧かない」「最初はナンパが楽しくて仕方なかった。あの頃の感覚を思い出したい。」と。

ここで私は間髪入れずに

「ナンパに対するモチベを上げたいとか初心者時代の楽しかった感覚を思い出したいとか、気持ちは分かりますけど無理ですよ」

と言います。

少々辛辣だなと思いますがこれが現実です。

街で声を掛けて出会いを作る行為は最初は物凄く刺激的です。例えるなら「めっちゃ面白いゲームを見つけた!」という感じですね。

本ブログの読者さんは30~40代が多いので、テトリスとか思い出していただくと分かりやすいでしょうか。ゲームボーイでテトリスが流行った時、何時間でもやり続けましたよね。

じゃあ10年間テトリスに夢中になり続けた人がいるかと言えばまずいないでしょう。

ある程度のところまでレベルアップして「まぁこんなもんやな」「そもそも飽きたわ」という感じでやめていきます。

そう、私達は飽きるのです。それはナンパという刺激の強いものでも同じ。

いくら「もっと美女抱きたい」と口では言ってもそこまでのモチベーションは湧かないのです。

なぜならその「美女を抱きたい」という願望はSNSで”美女ゲット”いう他人の発信を見て「俺も!」と思わされているにすぎないから。

ということで100人抱いて悩む人々へまずお伝えしたいのは、

「ナンパに対するモチベを上げたいとか初心者時代の楽しかった感覚を思い出したいとか、気持ちは分かりますけど無理ですよ」

という少々悲しい現実です。

これだけだと「悩むことを諦めるしかない」という結論になるのですが決してそうではありません。むしろここから本題ですので、集中して引き続きお読みください。

今こそ人生の岐路に立っていると自覚すべき

ナンパをする目的は人それぞれです。

「100人抱きたい」と頑張る人もいれば、「苦手だった女性コンプレックスを解消したい」という人もいれば、「カッコイイ男になりたい」という人もいます。

目的や頑張る理由は人それぞれですが、その目的を達成したり「とりあえず飽きたなぁと思えるくらいまでやった」となると、多くの人は「最初はもっと楽しかったなぁ」と懐かしみ、その頃の感覚をもう一度という気持ちになります。

しかし、前述した通りそれは無理。

するとどうなるかと言うと、アフター5に刺激を与えてくれていたナンパ・恋愛活動というものがなくなって、ただ毎日会社へ行くだけのツマラナイ日常になるわけです。

しかし、刺激的だった日々を送っていた記憶を忘れられず「なんとかあの頃のように」と思い、Twitterで他人の活動を覗き見したりして己を奮い立たせようとする。

でも以前のような「絶対やるんだ!」「楽しくて仕方ない!」という感覚は戻らず、「もっと美女を!」なんて言ってみるものの本心では「あんまりやる気ねぇなぁ」となるわけです。

ここで多くの人は「はぁ。なんか退屈。」と刺激のなくなった日々に溜息をつきますが、これは言い換えれば”ナンパを捨てる時”を迎えているということ。

それなりにナンパをやってきた人であれば、地蔵し続ける日々の辛さ、ガンシカされた時のメンタルダメージ、初めて出会いを作れた時の嬉しさ、好みの女性と体の関係になれた時の刺激を知っています。

それらの刺激に耐えて喜びを感じてきたから「当たり前に出会えて抱ける」という現実を手に入れたわけですが、ここで気付かねばならないのは、

“ナンパをすることがコンフォートゾーンになっている”

という事実です。

コンフォートゾーン=居心地の良い場所

という意味ですね。

ナンパを始めた頃の刺激というのは「ナンパできない自分がナンパに挑戦する」「日常の延長線上では出会えないような美人と出会いを作る、抱く」というコンフォートゾーンから飛び出す行為だったから充実感を感じた訳です。

しかし、そのナンパを頑張ったおかげで今ではナンパする行為がコンフォートゾーン化しているということです。

基本的に人間は飽きたらやめるのですが、ナンパは性欲や異性を求める欲を刺激するので「この刺激を失いたくない」と執着してしまうというわけですね。

しかしそんな状態にいる方こそ、

ナンパを捨てることこそコンフォートゾーン飛び出すことである

と気付くべきです。

そしてナンパという大変かつ刺激的な活動をやりきった今こそ、新たな挑戦すべき時であると。

私自身もナンパを始めた頃はガムシャラにやりました。とにかく街に立ち、声を掛けまくり、とにかく飲みに誘って口説いてました。

しかし、そんなことも1年間やりきると普通に出来るようになっています。そもそも普通に出来るようになることを求めて始めたわけですし。

しかし、ここから無駄な時間を過ごしてしまいました。

平日は大してやりがいを感じていない会社の仕事をやり、土日は大してやりがいを感じなくなっているナンパに時間を使い「はぁ。俺何やってんのやろ。」と虚無の感覚になる。

しかし他にやりたいこともないし、金がなくなるのも困るから、会社の仕事とナンパを続ける。

こんな日々を3年ほど続けました。

少々言葉が荒っぽくなりますが「この3年はクソ無駄だった!」と声を大にして言います。

また、そんな過去の私と同じような状況の方も非常に多いです。

そんなクソ無駄な日々は1秒でも早く終わらせましょう。

だって人生は限りあるものだから。もっと言えば明日死んでしまう可能性すらあるのだから、悔いのない日々を送るべきです。

楽しかったナンパな日々に終止符を打ちましょう。そしてナンパというコンフォートゾーンを飛び出しましょう。

自分軸を見出す人生曲線ワーク

「ナンパというコンフォートゾーンを飛び出せ!じゃあな!」だけだとあまりに無責任なので(笑)、コンフォートゾーンの飛び出し方についてお話していきます。

この話は、ナンパをやりきって退屈になっている人だけでなく、仕事にマンネリ感が出ている人や人生そのものに停滞感のある人にもオススメです。

ナンパ・仕事・人生そのもの、何かしらに停滞感を感じる時に人は新しい何かを求めます。

「ゴルフでもやってみようかな」「釣りはどうだろう」なんて考え、実際にやってみるものの「ん~何か違うなぁ」とスグにやらなくなる。

停滞感を感じている時に新しい物に手を出すことは、行動的で良いことではあるものの、物凄く小手先の行為です。例えるなら野球で打てないのをバットのせいにして、あれこれ新しいバットを試すようなもの。

野球をやり込んだ人に言わせれば、バット変える前に己の精神やバッティングフォームそのものを見直せ!てな話です。

そう、停滞感を感じた時に小手先のことをやっても何の解決にもならない。

こういう時は根本から見直すべきです。

その見直す為のツールとしてオススメなのが”人生曲線ワーク”

就活時期なんかにやることもあると思うのですが、以下のようなものです。

横軸を年齢、縦軸を充実度・幸福度。

自分の人生を幼少期から1年ずつ振り返り、充実感を感じていた時はグラフが上がる。逆につまらない時はグラフが下がる。

これを幼少期から今に至るまで書いていきます。

ポイントはグラフの傾きが変わってる時に起きたイベントを抽出することです。「なぜココで上向き&下向きになってるのか?」その違いと共通点を探していくことで自分軸を見出していけます。

※ちなみに上の画像はネットで拾ったものなので参考程度に。本音で細かく書いていくことが大事です。

私の生徒達の多くもコーチングの序盤でやってもらっていますが、このワークで自分軸を見出して新たな人生を歩んでいる人は多いですね。(副業でビジネス挑戦を始めた人、転職した人、サラリーマンを辞めた人、円満離婚した人、海外移住を志した人などなど)

このブログ記事をキッカケに、本当の意味で自分の人生を歩み出す人が1人でも多く生まれることを願っています。

ちなみに人生曲線ワークをやった上でアイビーに相談したいとかフィードバックが欲しいという方は、このブログのトップページにある体験コーチングにお申込み下さい。

2時間ほどじっくりお話させていただきます。

※現在、諸事情により体験コーチングの募集を停止しています。相談希望の方は、この記事の一番下にある公式LINEに無料登録後、LINEメッセージでその旨ご連絡下さい。個別に対応いたします。

まとめ

ということでこの記事で伝えたかったことをまとめると、

➀ナンパをやりきって悩む人は多い

②ナンパがコンフォートゾーン化しているという事実を受け入れらない人が多い

③コンフォートゾーンを飛び出さないと停滞人生は続く。ナンパを捨てる勇気を持つべき。

④ナンパをやりきった今こそ、新たな人生を歩め

⑤今こそ自分軸を見出す時。(軸が分からない方は人生曲線ワークを)

ということですね。

ナンパという100人中95人は出来ないことをやってきたアナタですから、その気になれば何だってできるのです。

自信をもってこれからの人生を進んでいって下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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